since 2003 |
「小麦栽培から始まる地粉うどん」 広島県三次市の山間にある自家栽培の畑で小麦を作り 石臼挽き製粉機で製粉してうどんを作っています。 自家栽培の小麦とそれぞれに個性のある福岡産、岡山産、 北海道産の小麦粉をブレンドして作る「地粉うどん」です。 日本の小麦の自給率はとても少なく、有名なうどんの産地でも その殆どが外国産小麦です。国産小麦は栽培が難しく品質が安定し にくいことから敬遠されてきましたが、国産にはそれを超える、 風味と美味しさがあります。なにより日本のうどんは日本の小麦で 作りたい。そんな当たり前のことがとても大切だと感じています。 麦秋、小麦の実る頃には毎日その景色を眺めて暮らしています。 風に揺れる美しい風景に季節の豊かさを感じます。 このうどんの向こう側には小麦畑の景色や農家の暮らしがある。 そんな食の背景を感じて貰えたらと思っています。 |
「うどんの色は小麦の色」 「どうしてうどんが白くないの?」そうよく聞かれます。 わだち草のうどんの色は小麦の色。お米であれば玄米を精米して 白米にしますが、同じように一般的なうどんの小麦も製粉の段階で 小麦の中心部分だけを使います。国産小麦は特徴として白く成りに くい事もありますが、わだち草ではさらに石臼挽きで小麦フスマまで 入れているので自然の色になるのです。そのぶん製麺は繊細で食感を 出すのはとても難しい。しかし風味の豊かなうどんになります。 美味しいのはもちろん、心と身体が喜ぶうどんを目指しています。 同じ理由で使う食材、調味料も美味しさと健康を考えて無添加の 天然調味料を使っています。化学調味料や食品添加物つかうことなく、 素材そのものの美味しさを極めた食材はそれだけで美味しい。 手を加えすぎる事なく、素材を生かし、スッキリとしていながら 深みのある美味しさが理想です。 |
店内メニュー |
「自家栽培のこしひかり」 我が家で農薬に依存しない米作りを始めたのは1960年代まで遡ります。 当時はまだ農薬を使った近代農業が広がり始めるころで、無農薬なんて 変わり者のすることでした。そんな中、農薬や化学肥料に疑問を感じ、 米糠や発酵菌、自然と微生物を利用した米作りが父のこだわりでした。 そんな思いを受け継ぎ出来る限り農薬を使わず今もお米を作っています。 近年、温暖化で気候が安定せず、農業も難しい時代になりつつあります。 農業による化学肥料や農薬の使い過ぎも原因の一つと言われています。 環境に負荷をかけない持続可能な農業とは、まさにこれまで父が続けて きた農薬に頼らない自然の力を生かした農業なのです。これを実践し続 ける事も、未来に向けた大切な取り組みだと考えています。 |
お米のオンラインショップ |
地球の温暖化には転換点と言われるタイムリミットがあります。 産業革命以降の平均温度+1.5〜2度、それを越えると様々な 自然の連鎖反応で、地球はもはや人の努力では止める事ができない 危機的な状況に進み始める可能性があります。 今のままでは2030年にもその気温に達する。 温暖化の原因はエネルギー問題だけじゃなく、 「食や暮らし」に関わる日常が大半を占めています。 後のない状況でぼくたちに出来る事ってなんだろう。 ぼくたちは専門家ではありません。 熱心な活動家でもありません。 日々の暮らしを大切にしたいと考えている、自然の中で遊んだり、 美味しいものが大好きな生活者たちです。 そんなみんなで前向きに何かを始めるきっかけを作りたい。 子ども達に安心して暮らせる自然豊かな未来を引き継ぎたい。 まずは誰かと話してみよう! そう思って始まったのが「ぼくらのはなし」です。 「ぼくらのはなし」では地球温暖化に関する シネマやトークのイベントを開催しています。 |
おすすめの本や映画 情報サイト ぼくらのはなしコラム イベント案内 |
|
|
お知らせ 自家栽培している「わだち草のこしひかり」はネットショップで購入できます。 オンラインショップはこちらから 地粉うどん わだち草 〒739-1731 広島市安佐北区落合5-3-17 TEL082(845)6501 営業時間 11:00-14:30 (ラストオーダー15分前) 木曜定休 info@wadachisou.com |